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コラム
最終更新: [セラミック矯正治療]

セラミック矯正と歯列矯正は違う?どっちがいい?メリット・デメリットを解説

セラミック矯正とは、前歯の4~6本を削り、セラミック(陶材)を使用した被せ物(クラウン)を装着して、美しい歯並びと白い歯を実現する治療方法。短期間で美しい歯並びになり、歯の形態や色が選択できる治療方法です。

「短期間で歯並びを整えたい」
「矯正治療をしたいけれど、装置が目立つのが気になる」
「芸能人のような白いきれいな歯にしたい」
そのような方は、セラミック矯正がおすすめです。

しかし、「セラミック矯正のデメリットは?」「セラミック矯正の期間は?」「出っ歯はセラミック矯正できる?」などセラミック矯正に対して疑問や不安を持つ方も多いはず。そこで、セラミック矯正について解説します。

セラミック矯正とは

セラミック矯正
前歯の4~6本を削り、セラミッククラウンと呼ばれる陶材を使用した被せ物を装着して、美しい歯並びと白い歯を実現する治療方法です。矯正装置を装着して歯を動かす必要がないため、装置の煩わしさがなく、短期間で歯並びを整えます。

歯の形態や色も自由に選択できます。例えば、前歯の一部が小さいまたは大きい場合は、周囲の歯と顔のバランスを見ながら整った形態にすることが可能です。

また、セラミッククラウンはさまざまな色調の再現が可能なため、天然の歯に近い色調から、芸能人のような白い歯にすることもできます。

表参道デンタルクリニックは治療中の仮歯にもこだわっており、歯を削ったその日から整った歯並びになります。

ワイヤー矯正やマウスピース矯正との違い

ワイヤー矯正
ワイヤー矯正やマウスピース矯正といった通常の歯列矯正は、かみ合わせの改善を目的としています。矯正装置を装着して、ご自身の歯の根っこから正しい位置に移動する治療方法です。かみ合わせが整うと、自然に整った歯並びが得られます。

治療期間は約2~3年と長期にわたりますが、被せ物をする必要がなく、すべて天然の歯でかみ合わせと見た目の改善が可能です。

対して、セラミック矯正は美容を目的としており、歯全体よりも前歯など部分的な治療に適しています。歯を削り、セラミッククラウンを装着することで、美しい歯並びに整えます。

通常の歯列矯正では、歯の形態や色を変えることはできませんが、セラミック矯正では治療と同時に、お顔に合わせて歯の形態を整えたり、白い歯にすることができます。

いずれも歯を理想的な位置へと動かしていくという点では共通していますが、見た目や治療期間、費用の違いや、それぞれにメリットがあります。

当院では、ご希望や状況に応じて適切な治療法を提案させていただきますので、お気軽にご相談ください。

セラミック矯正 ワイヤー矯正
見た目 仮歯で充分に見た目が美しい ブラケットとワイヤーが目立つ
治療期間 数ヶ月程度 半年~3年程度
費用 当院ではどちらも比較的安価
メリット
  • 金属アレルギーのリスクが低い
  • 歯ぐきが黒ずみにくい
  • 歯の形・色をデザインできる
  • 自分の歯を削る必要がない
  • 複雑な症例にも対応可能

セラミック矯正のメリット

メリット
セラミック矯正にはさまざまなメリットとデメリットがあります。両者をしっかり理解したうえで選択することが大切です。

歯の形態や色が選べる

セラミッククラウンは歯の形態や色調の自由度が高く、希望に応じて形態や色調の選択が可能です。天然の歯のように透明感があり、さまざまな色調の再現ができる特徴を持っています。そのため、ご自身に合った色調から白い歯の再現まで、ご希望の色を選択することができます。

さらに形態も自由に選択ができます。しかし、お顔のバランスや歯並びにも黄金比が関係しており、ご自身で形態を選択することは困難です。そこで、表参道デンタルクリニックでは、患者様のお口と顔の全体のバランスを見ながら、きめ細かいデザインができるエステティックデザインオールセラミックで歯並びを整える「高級スマイルラインセット」を提供しております。

治療中の見た目が気にならない

治療中の見た目が気にならない
矯正装置を使用しないため、治療中の見た目が気になりません。また、仮歯から最終的なデザインで製作するためキレイに仕上がります。
その為、治療開始から見た目が改善されます。

治療期間が短い

ワイヤー矯正やマウスピース矯正と比べると治療期間が短期間で済みます。

通常の歯列矯正では、2~3年ほど期間を要し、毎月通院が必要になりますが、セラミック矯正の治療期間は約2~4ヶ月、通院回数も約3~6回と短い期間で治療が完了します。

通常の矯正治療よりも比較的安価

ワイヤー矯正やマウスピース矯正は歯並び全体を改善するために、700,000~1,500,000円ほど費用が必要になります。

セラミック矯正は4~6本の前歯のみの治療になるので、ワイヤー矯正やマウスピース矯正と比較しても、かかる費用が約20万円〜約50万円と比較的安価です。

セラミック矯正のデメリット

デメリット
セラミック矯正のデメリットもしっかり理解しておきましょう。

歯を削る必要がある

セラミックを被せるために歯を削る必要があります。健康な歯を削ることは歯の寿命を短くする可能性があり、セラミック矯正の最大のデメリットと言えるでしょう。
歯を削ることに不安がある場合、歯に貼るセラミックなど削る範囲が少なくて済む治療法もありますので、一度ドクターにご相談ください。

神経を抜く可能性がある

大きく削る必要がある歯並びの状態は、痛みが出る可能性があるため、神経を抜く必要があります。

治療中、一時的に痛みを伴う可能性がある

歯を削る治療を行うので、一時的にしみたり歯肉が腫れたりなど痛みを伴う可能性があります。また、仮歯やセラミックを被せた後にしみることがありますが、ほとんどの場合2週間ほどで落ち着きます。

欠けたり割れたりすることがある

セラミッククラウンは衝撃によって欠けたり割れたりすることがあります。歯ぎしりや食いしばりがある方でセラミック矯正を希望される方は、就寝時に装着するナイトガードの作製をおすすめしております。

定期的なメンテナンスが必要

メンテナンスを行うことで、セラミッククラウンのリスクが少なくなります。セラミックは汚れが蓄積しやすいです。また、かみ合わせがずれていく場合がある為、定期的なメンテナンスで汚れを落とし、かみ合わせを調整する必要があります。

セラミック矯正の治療の流れと期間

期間
セラミック矯正の治療方法は以下の流れになることが多いです。
①カウンセリング
②診査診断
③処置
④仮歯の調整
⑤型取り
⑥セラミッククラウンのセット

セラミッククラウンが入るまでの通院回数は約3~6回になることが多く、治療期間は予約状況も考慮すると約2~4ヶ月になるとみておいてよいでしょう。

仮歯の装着後、歯肉の腫れがある場合はセラミックの精度が劣るため、型取りまでに時間を必要とする場合があります。仮歯でも歯磨きを怠らないようにしましょう。

セラミック矯正に適したケースは?

疑問
重度の出っ歯や、でこぼこした歯並びでは対応できない可能性があり、そのようなケースでは、ワイヤー矯正やマウスピース矯正の提案をしております。セラミック矯正に適したケースを紹介します。

口コボ(くちこぼ)

軽度の口コボは、セラミック矯正で改善ができます。口元が突出した状態のことを指しており、歯科用語では上顎前突(じょうがくぜんとつ)や下顎前突(かがくぜんとつ)といいます。口コボは歯科用語ではなく、SNSやインターネットから生まれた言葉といわれています。

出っ歯

上顎前突と呼ばれている出っ歯は、上の前歯が大きく前に出ている状態のことを指します。軽度~中等度の出っ歯はセラミック矯正で改善ができます。

前歯のすきっ歯

前歯のすきっ歯
すきっ歯の改善は歯列矯正よりも、セラミック矯正を希望される方が多いです。すきっ歯はセラミック矯正に適したケースです。一番前の歯だけがすきっ歯でも、周囲の歯と調和を取るために、前歯の4本~6本のセラミック矯正をおすすめします。

軽度のでこぼこした歯

乱ぐい歯や叢生(そうせい)と呼ばれているでこぼこした歯は、軽度のケースに限りセラミック矯正で見た目を美しく整えられます。

生まれつき歯が変色している

テトラサイクリン歯やエナメル質形成不全と呼ばれる、生まれつき歯が変色している状態は、ホワイトニングの効果があまり見られません。

このようなケースは、ネイルチップのように歯の表面にセラミックを被せるラミネートベニアか、セラミック矯正による審美治療が有効です。

セラミック矯正と歯列矯正どっちがいい?

セラミック矯正と歯列矯正
大切なのはどの治療方法にもメリットとデメリットがあり、しっかり理解して治療の選択をすることです。

インターネット等でセラミック矯正は危険と報道されていますが、歯を削って被せものをする治療方法はむし歯治療でも行われており、セラミック矯正だから危険というわけではありません。

表参道デンタルクリニックでは、セラミック矯正も歯列矯正も両方おこなっております。
事前に十分なカウンセリングを行い、精密な診査をしてから、審美性とかみ合わせの総合的な判断で、どの治療法が良いか提案をしております。

セラミックでお悩みの方は、お気軽に無料カウンセリングにお越しください。

監修医情報

飯島 実
表参道デンタルクリニック 院長飯島 実 医師

経歴

2000年日本大学松戸歯学部 卒業
東京医科歯科大学病院 勤務
2002年都内某審美歯科医院 勤務
2004年赤坂美容クリニック
ニューオータニ 歯科診療部長
2006年米UCLA歯学部 留学
2007年湘南美容外科 審美歯科 部長 責任者
2014年表参道デンタルクリニック 院長


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