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審美歯科 / セラミック治療

セラミック料金の相場【2026年最新版】
種類別費用・保険との違いを歯科医が解説

オールセラミック・ジルコニア・e-maxなど素材ごとの料金相場から、詰め物と被せ物の費用の違い、保険診療との比較、医療費控除の活用法まで。表参道デンタルクリニック院長が徹底解説します。

💎 素材別費用を網羅 🏥 保険との違いを解説 📋 医療費控除の対象になる? 🦷 歯列矯正との費用比較 ⚠ 格安セラミックのリスク

「セラミックにしたいけど費用が気になる」「どの素材が自分に合っているのか」——そんなお悩みはありませんか?

セラミック治療の料金は、使用する素材の種類治療範囲(詰め物か被せ物か)によって大きく異なります。また、自費診療が基本のため医院によっても価格設定が異なり、「相場」が分かりにくいのが実情です。

この記事では、素材ごとの料金相場から保険との比較、医療費控除の活用法、歯列矯正との費用比較まで正確に解説します。

院長より 飯島 実 / 表参道デンタルクリニック院長

セラミック治療の仕上がりを左右するのは、素材だけではありません

セラミック・ジルコニア・金属・ハイブリッドセラミック・レジンといった素材の特性、シリコン印象やデジタルスキャンなど型取りの精度と方法、そしてモノリシック(削り出し)かレイヤリング(積層焼付け)かという製作工程の違い——。さらに担当技工士のデザインセンス・経験・熟練度が複合的に絡み合って、最終的な出来栄えが決まります。

そしてもうひとつ、見落とされがちな重要なポイントがあります。美的なデザインはドクターと技工士の協働によって生まれます。まずドクターが患者さん一人ひとりのお口の形・唇・顔のバランスに合わせたデザインを、仮歯(プロビジョナル)の段階で実際に口の中で確認しながら作り込みます。その仮歯のデザインを詳細に伝え、技工士がそれに呼応して最終的なセラミックを製作します。歯の色・形・透明感といった美的なポイントは、ドクターと技工士が緊密に連携して初めて実現できるものです。

また、価格についても注意が必要です。粗い方法で高価なケースもあれば、優れた経営力と技術の集約によって、精密で美しい仕上がりをお手頃な価格で提供しているケースもあります。「高ければ良い」「安いから悪い」という単純な判断は危険です。素材名や金額だけでなく、どのような製作方法で、ドクターと技工士がどのように連携しているかをぜひ確認してみてください。それが、後悔しないセラミック治療選びの第一歩だと考えています。

セラミック治療とは

セラミック治療とは、虫歯や歯の欠損などを治療した箇所に、セラミック(陶材)を使った詰め物や被せ物を装着する治療法です。天然歯に近い透明感と色調を再現でき、金属を含まないため金属アレルギーの心配もありません。近年、銀歯からセラミックへの切り替えを希望する患者さんが増えています。

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詰め物(インレー)

虫歯などで削った部分に詰める小さな補綴物。比較的小さな範囲に使用します。

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被せ物(クラウン)

歯全体を覆うキャップ状の補綴物。大きく削った歯や根管治療後の歯に使用します。

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ラミネートベニア

歯の表面を薄く削り、薄いセラミックシェルを貼り付ける。歯の色・形を整えたい方に。

審美性の高さ

天然歯に限りなく近い透明感・色調を実現。熟練の技工士が一本一本手作りします。

セラミックは基本的に自費診療(保険適用外) 素材の種類や治療の目的によって費用は大きく異なります。ただしCAD/CAM冠(ハイブリッドセラミック)は条件次第で保険適用になる場合があります。

素材別・料金相場一覧

セラミックの料金は使用する素材の種類と、詰め物(インレー)か被せ物(クラウン)かによって大きく変わります。下記の表で全体の相場感をご確認ください。

詰め物(インレー)の料金相場

素材一般的な相場(1本)当院料金(税込・1本)特徴
ハイブリッドセラミック(CAD/CAM)保険適用〜3万円保険適用セラミック+レジン混合。条件次第で保険適用。変色しやすい。
e-maxインレー3万〜8万円38,500円透明感・審美性が高い。一般相場の中〜下位に位置するコストパフォーマンスの高い設定。

被せ物(クラウン)の料金相場

素材・製法一般的な相場(1本)当院料金(税込・1本)特徴
ハイブリッドセラミック(CAD/CAM冠)保険適用〜5万円保険適用全歯(条件付き保険)
モノリシック e-maxオールセラミック5万〜12万円53,680円e-maxブロック削り出し。高い透明感と強度を一体成型で実現。一般相場より割安。
レイヤリング e-maxオールセラミック8万〜18万円68,640円e-maxコーピング+ポーセレン積層。最高峰の審美性。相場の下位〜中位の設定。
ラミネートベニア5万〜15万円43,780円歯の表面への貼り付け。削る量が最小限。当院は相場より大幅に抑えた価格設定。
メタルボンド6万〜12万円60,478円金属フレーム+表面セラミック。強度と費用のバランス型。相場の中位。
モノリシック ジルコニアセラミック6万〜12万円53,680円ジルコニアブロック削り出し。最高水準の強度。奥歯・歯ぎしりの方に。相場より割安。
レイヤリング ジルコニアセラミック10万〜20万円84,480円ジルコニアフレーム+ポーセレン積層。強度と最高峰の審美性を両立。相場の下位。
💡 表参道デンタルクリニックの料金について 上記はすべて税込価格・1本あたりの料金です。一般的な審美歯科の相場と比較して、当院は保険診療を行わずセラミック治療に特化することで、設備・技工士・オペレーションを集約し、高い技術・品質を維持しながらも抑えた価格設定を実現しています。歯の状態・治療範囲によって変動する場合がありますので、詳細はカウンセリングにてご確認ください。

※一般的な相場は全国の審美歯科における参考価格です。医院・地域・症例によって異なります。

セラミックの種類と特徴

セラミックには複数の種類があり、審美性・強度・費用のバランスがそれぞれ異なります。治療する部位や優先事項に合わせて選びましょう。

① e-max(イーマックス)/オールセラミック

✅ メリット

  • 天然歯と見分けがつかないほどの透明感・発色性
  • 金属を一切使用しないため金属アレルギー不要
  • 歯の根元の黒ずみ(メタルタトゥー)が生じにくい
  • ポーセレンの「割れやすさ」を克服した強度

⚠ デメリット・注意点

  • 強い力が加わると割れる可能性がある
  • 噛み合わせが強い方には不向きな場合あり
  • 費用が比較的高め(8万〜15万円/本)
こんな方におすすめ 審美性を最優先したい前歯の治療・ブライダル前・芸能関係など人前に立つ機会が多い方に支持されています。

② ジルコニア(フルジルコニア)

「人工ダイヤモンド」とも称される超高強度の素材です。歯ぎしりが強い方・奥歯の治療にも対応できる高い耐久性を持ちます。最近は透明感も改善されており前歯にも使用可能。費用目安:10万〜18万円程度(1本)。

✅ メリット

  • 人工ダイヤモンドと呼ばれる圧倒的な強度
  • 奥歯など噛む力が強い部位に対応
  • 歯ぎしり・食いしばりの方にも適している
  • 金属を使わないため金属アレルギーの心配なし

⚠ デメリット・注意点

  • 単色(モノリシック)タイプは透明感がやや劣る
  • 非常に硬いため対向歯を傷めるリスクがある
  • 審美性を高めるレイヤリング仕様は費用が上がる

② e-max(イーマックス)について

e-maxはニケイ酸リチウムガラスを主成分とするセラミック素材の商品名(ブランド名)です。「セラミックの一種」ではなく、「ガラスセラミック」というカテゴリに属します。その光学特性は非常に優れており、透明感・発色性がオールセラミック素材のなかで最も高い水準にあります。天然歯より美しいとも称される仕上がりになることから、前歯のセラミック歯として最も人気の素材のひとつです。費用目安:12万〜20万円程度(1本)。

e-maxはそれ自体でも高い強度(曲げ強度400MPa前後)を持ちますが、ジルコニア(曲げ強度900〜1200MPa超)と比べると強度は劣ります。そのため奥歯のブリッジや咬合力が非常に強い方にはジルコニアが選ばれることが多い一方、審美性を最優先する前歯への適用ではe-maxが第一選択となるケースが多くなります。

また、e-maxをベースに技工士がポーセレンを積層して仕上げる「e-maxレイヤリング」も存在します。これによりe-max単体よりさらに天然歯に近い深みと質感を表現できますが、ジルコニアをベースにしたレイヤリングと比べるとフレーム自体の強度は低くなる点が異なります(e-maxベースは審美重視・ジルコニアベースは強度と審美の両立が目的)。

🦷 e-maxとジルコニア、どちらを選ぶべき? 前歯で審美性を最大限に求めるならe-max(またはe-maxレイヤリング)、奥歯や咬合力が強い方・前歯でも強度も両立させたい場合はジルコニア(またはジルコニアレイヤリング)が向いています。担当医と相談の上、自分の口腔環境に合った選択をすることが重要です。

③ メタルボンド(陶材焼付け鋳造冠)

✅ メリット

  • 金属フレームにより高い耐久性
  • ブリッジにも対応できる
  • 費用がオールセラミックより抑えられる場合も

⚠ デメリット・注意点

  • 金属フレームのため金属アレルギーの方は不可
  • 歯茎が下がると金属が透けて見える場合あり
  • 表面セラミックが欠けることがある
  • オールセラミックに比べ透明感は劣る

④ ハイブリッドセラミック(CAD/CAM冠)

保険適用の可能性あり セラミックとレジン(プラスチック)を混合した素材です。2023年10月から大臼歯にも保険適用が拡大されました(歯の状態・医院の設備等による条件あり)。費用を抑えたい方に選ばれますが、純粋なセラミックに比べて変色・すり減りやすい点があります。

素材比較早見表

素材・製法審美性強度一般的な相場(1本)当院料金(税込・1本)おすすめ部位
レイヤリング e-maxオールセラミック◎ 最高8万〜18万円68,640円前歯
モノリシック e-maxオールセラミック○ 高い○〜◎5万〜12万円53,680円前歯・奥歯
レイヤリング ジルコニアセラミック◎ 高い◎◎10万〜20万円84,480円前歯・奥歯
モノリシック ジルコニアセラミック△〜○◎◎ 最高6万〜12万円53,680円奥歯・強度重視
メタルボンド6万〜12万円60,478円前歯・奥歯
ラミネートベニア5万〜15万円43,780円前歯(削除量最小)
e-maxインレー(詰め物)3万〜8万円38,500円詰め物(小〜中範囲)
ハイブリッド(CAD/CAM冠)保険適用〜5万円保険適用奥歯(条件付き)

※一般的な相場は全国の審美歯科における参考価格です。当院料金は税込・1本あたりの参考価格で、歯の状態・治療範囲により変動する場合があります。

製作方法の違いが仕上がりを決める|モノリシックとレイヤリング

セラミック歯の品質は「素材そのもの」だけでは決まりません。同じ素材を使っても、製作方法・歯の形成精度・技工士の熟練度によって、仕上がりの審美性・噛み合わせの精度・長期的な耐久性は大きく変わります。特に前歯のセラミック治療では、この「見えない技術差」が美しさと寿命を左右します。

セラミック修復物の製作方法は大きく2つに分類されます。モノリシック(一塊製作)レイヤリング(積層製作)です。セラミックを検討する際は、この違いを理解しておくことが重要です。

① モノリシック(Monolithic)

セラミックブロックをCNC機械でそのまま削り出し、単一素材のみで仕上げる製法です。CAD/CAMによる自動製作が可能なため、比較的短期間・低コストで製作できます。前歯よりも奥歯向きの製法ですが、ジルコニアのモノリシック(フルジルコニア)は前歯にも使用されるケースがあります。

✅ モノリシックのメリット

  • 費用が抑えられる(製作工程が少ない)
  • 一体成型なので欠けにくい・剥離リスクがない
  • 製作期間が短い場合が多い
  • 奥歯など強度優先の部位に適している

⚠ モノリシックのデメリット

  • 色・透明感が均一で天然歯の複雑な色調を再現しにくい
  • 歯頸部(歯茎際)のマージン精度が出にくい
  • 前歯への使用は審美面で限界がある
  • 表面ステイン(着色)は経年で摩耗・剥離するリスクがある

② レイヤリング(Layering)=ジルコニアセラミック・e-maxセラミック

薄く削り出したジルコニアやe-maxのベース(コーピング)の上に、熟練の歯科技工士がポーセレン(セラミック)を何層にも手作業で積み重ねて焼き付ける製法です。審美性が最も高い仕上がりを実現でき、前歯のセラミック治療において特に力を発揮します。

ここで注意したいのがベース素材による違いです。ジルコニアをベースにしたレイヤリング(ジルコニアボンド)はフレーム自体の強度が非常に高く、奥歯にも前歯にも対応できます。一方、e-maxをベースにしたレイヤリングはフレームの強度はジルコニアより劣りますが、e-maxそのものの優れた光学特性(透明感・屈折率)を活かした、より天然歯に近い深みのある審美的仕上がりが得られます。

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色・透明感が圧倒的に自然

技工士がセラミックを層ごとに色・透明度を変えながら積み上げるため、天然歯の複雑な色調・内部透過・グラデーションを忠実に再現できます。

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マージン精度が高い

ベースを薄く精密に形成できるため、歯茎際(マージン)のフィットが非常に高精度。歯との隙間が生じにくく、二次虫歯リスクを最小化します。

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噛み合わせ面の生体親和性

噛み合わせ面はセラミック素材のため、天然歯に近い硬さで対向歯を傷めにくい。ジルコニア単体の「硬すぎる」問題を解決します。

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歯茎への優しさ

歯茎に接する表面がセラミックのため、プラークが付着しにくく歯周組織への刺激が少ない。歯肉の健康を長期に維持しやすい素材です。

モノリシック vs レイヤリング 徹底比較

比較項目 モノリシック モノリシック+ステイン レイヤリング
色・透明感の再現均一・単調表面のみ改善層ごとに自然な再現
内部からの透過感なしなし(表面着色のみ)あり(天然歯に近い)
マージン精度やや出にくいやや出にくい高精度
対向歯への影響硬すぎる懸念硬すぎる懸念セラミック面で天然歯に優しい
長期の色安定性安定表面着色は摩耗リスクあり高い安定性
費用目安(被せ物1本)一般相場:5万〜15万円
当院(税込):53,680円(e-max)/53,680円(ジルコニア)
一般相場:6万〜16万円
一般相場:10万〜20万円
当院(税込):68,640円(e-max)/84,480円(ジルコニア)
審美適合△ 前歯には限界あり△ やや改善◎ 最適
技工士の技術依存度低め中程度高い(熟練が必要)
💡 セラミックの美しさは「ドクターと技工士の協働」で生まれる レイヤリングの品質は、担当する歯科技工士の技術・経験・審美センスに大きく左右されます。しかしそれだけではありません。まずドクターが患者さんのお口の形・唇・顔のバランスに合わせたデザインを仮歯(プロビジョナル)で実際に口の中で作り込み、そのデザインを技工士に伝えて最終的なセラミックを製作します。歯の色・形・透明感といった美的なポイントはドクターと技工士が緊密に連携して初めて実現できるもの。どのクリニックが、どのような技工士と、どのように連携しているかを確認することが、治療を成功させる重要な判断基準になります。
⚠ 「安い=粗い」ではなく「なぜ安いか」を見極めることが大切 費用差は素材グレード・製作方法(モノリシック vs レイヤリング)・技工士の技術レベルなどが複合的に反映されています。費用だけでなく、どんな技工士が・どんな工程で製作するかを確認することが、長く使える本物のセラミック治療を選ぶポイントです。

セラミックの料金が高い理由

「セラミックは高い」と感じる方が多いですが、その費用には理由があります。単に素材代だけでなく、高品質な仕上がりを実現するための技術・設備・時間が費用に含まれています。

  1. 原材料費の高さセラミックは歯科用プラスチック(レジン)に比べ原材料費が高く、製造工程も特殊です。高品質な素材を使うほど費用も上がります。
  2. 歯科技工士の職人技術料セラミックの歯は工場で大量生産されるものではなく、国家資格を持つ歯科技工士が一本一本手作りします。患者さんの歯の色や形に合わせた精密な作業に高い技術料が発生します。
  3. 精密な型取り・仮歯の調整長持ちするセラミックを実現するには、ミクロン単位の「適合(フィット)」が重要です。高品質なシリコン印象材の使用や、最終的な歯が入るまでの仮歯(プロビジョナル)の調整費用も含まれます。
  4. 特殊な接着技術セラミックは専用の処理剤や高価な接着性レジンセメントを使用し、化学的に歯と一体化させる技術が必要です。この接着技術の差が長期的な耐久性に直結します。
  5. 自費診療(保険適用外)セラミック治療は基本的に保険適用外のため、患者さんが全額自己負担となります。保険診療では材料・施術内容に制限がありますが、自由診療ではより高品質な治療が可能です。
💡 長期的なコストパフォーマンスで考える 銀歯の寿命は約5〜7年、保険のプラスチック(レジン)は約5年程度です。一方、適切にメンテナンスしたセラミックは10〜20年以上持つ場合があります。初期費用は高くても、やり直しの回数が少なく、長期的には経済的な選択肢となることも多いです。

保険との違い・保険適用の条件

セラミック治療の多くは保険適用外(自費診療)です。ただし、すべてのセラミックが保険外というわけではありません。条件を満たす場合に保険が使える素材もあります。

保険診療 vs 自費(セラミック)の比較

項目保険診療(銀歯・レジン)自費セラミック
費用詰め物:3,000〜5,000円
被せ物:5,000〜1万円程度
詰め物:3万〜9万円
被せ物:6万〜20万円程度
審美性△(銀歯は目立つ、白いレジンは変色しやすい)◎(天然歯に近い透明感)
耐久性(寿命)銀歯:5〜7年、レジン:5年程度10〜20年以上(適切なメンテナンス)
変色・劣化あり(金属は錆びる、レジンは変色)ほぼなし(セラミックは変色しにくい)
プラーク付着つきやすいつきにくい(表面が滑らか)
金属アレルギーリスクあり(銀歯)金属不使用の場合はリスクなし
適合精度やや劣る(隙間から虫歯再発リスク)高精度(二次カリエスになりにくい)
CAD/CAM冠(ハイブリッドセラミック)の保険適用について 2023年10月の制度改正により、小臼歯に加えて大臼歯(奥歯全般)にもCAD/CAM冠が保険適用となりました。ただし、歯の状態や医院の設備(CAD/CAM機器の有無)によって適用できない場合もあります。純粋なセラミックに比べて変色・すり減りやすい点はデメリットです。気になる方は歯科医院に直接ご確認ください。

医療費控除の活用法

高額になりがちなセラミック治療も、医療費控除を活用することで実質的な負担を軽減できる場合があります。ポイントは「治療目的かどうか」です。

医療費控除とは

1年間(1月1日〜12月31日)に自分や家族のために支払った医療費の合計が10万円を超えた場合、超えた分について所得税の控除を受けられる制度です。税務署へ確定申告を行うことで、支払い過ぎた税金の一部が還付されます。

✅ 対象になるセラミック治療

  • 虫歯治療後の機能回復を目的としたセラミッククラウン装着
  • 金属アレルギーのため金属を使えない場合のセラミック選択
  • 銀歯が欠けた際の再治療でセラミックに交換
  • 噛み合わせ・咀嚼機能を回復する目的での補綴治療
  • 通院のための公共交通機関の交通費

⚠ 対象にならない治療

  • 見た目を美しくするだけの目的でのセラミック交換
  • ホワイトニング・ラミネートベニア(審美目的)
  • 容貌の美化を主目的とした審美目的の矯正治療
  • 自家用車での通院のガソリン代・駐車料金
  • サプリメント・美容目的の薬剤費
⚠ 判断に迷う場合は歯科医師・税理士に確認を 医療費控除の対象かどうかの判断は「治療としての必要性があるか」が基準です。同じセラミック治療でも目的によって対象・非対象が変わります。治療前に担当医に確認しておくと安心です。また過去5年間まで遡って申請できる場合もあります。

医療費控除の手続きに必要なもの

歯列矯正との費用比較

歯の見た目を改善したい方から「セラミックと歯列矯正、どちらが良いか?」というご相談をよくいただきます。費用・目的・治療期間が大きく異なるため、それぞれを正しく理解した上で選ぶことが大切です。
項目セラミック治療歯列矯正(インビザライン等)
費用目安1本あたり6万〜20万円
(複数本の場合は増加)
部分矯正:20万〜50万円
全体矯正:60万〜130万円以上
治療期間数週間〜1ヶ月程度数ヶ月〜2〜3年
歯を削る量あり(被せ物の場合は大きく削ることも)なし〜わずか(IPRのみ)
主な目的個々の歯の色・形・機能の回復歯並び全体の改善・噛み合わせの改善
審美効果個々の歯を美しく整える歯列全体を整える
保険適用一部条件付きで可原則なし(治療目的の矯正は対象の場合も)
医療費控除治療目的なら対象になる場合あり機能回復・子どもの成長阻害防止が目的なら対象

どちらを選ぶべき?チェックリスト

💡 セラミック+歯列矯正の併用も 歯並びをインビザラインで整えてから、気になる歯の色や形をセラミックで仕上げるという組み合わせも可能です。ご自身の状態に合った最適な治療プランを、まずはカウンセリングでご相談ください。

格安セラミックのリスク

インターネット上では「セラミック1本〇万円〜」という格安広告を目にすることがあります。しかし、相場より明らかに安いセラミック治療には注意が必要です。

⚠️

適合精度が低い

工程省略・安価な機械使用により歯と補綴物の間に隙間が生じ、細菌が入り込んで二次カリエス(虫歯の再発)のリスクが高まります。

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割れやすい

安価なセラミックブロックを使用している場合、強度が不足して数年で割れてしまうことがあります。

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保証がない

適正価格の医院では5〜10年保証がつくことが多いですが、格安治療の場合、保証期間が極端に短いまたは保証なしのケースがあります。

💸

結果的に高くつく

「安く治療したが3年で虫歯が再発してやり直しになり、結局高くついた」というケースは少なくありません。

⚠ 「適正価格」を知ることが大切 セラミック治療は10年・20年と使うための「初期投資」です。単に安いところを探すのではなく、技術・素材・保証を含めた適正価格かどうかを確認することが、長期的に後悔しない選択につながります。

セラミック治療の流れ

セラミック治療は複数回の来院が必要です。一般的な流れをご確認ください。

  1. カウンセリング・診察患者さんのご希望やお口の状態を確認します。どの素材が適しているかをご提案し、費用・期間の見積もりをご説明します。
  2. 歯の形成・型取り治療する歯を削って形を整え、精密な型取りを行います。仮歯(プロビジョナル)を装着します。
  3. セラミック製作(歯科技工士)歯科技工士が型取りをもとに患者さんの歯の色・形に合わせてセラミックを製作します。通常1〜2週間程度かかります。
  4. 仮合わせ・調整完成したセラミックの色・形・噛み合わせを確認し、必要に応じて調整を行います。
  5. 接着・装着問題がなければ専用の接着性レジンセメントで歯に固定します。化学的に歯と一体化させる高度な接着技術を使用します。
  6. 定期メンテナンス治療後も定期的な歯科検診・クリーニングを受けることで、セラミックを長持ちさせることができます。

よくある質問(FAQ)

セラミック治療の料金相場はいくらですか?
素材によって異なります。詰め物(インレー)は3万〜8万円程度、被せ物(クラウン)は6万〜20万円程度が全国的な相場です。オールセラミック(e-max)は前歯1本あたり8万〜15万円、ジルコニアは6万〜14万円が目安です。
セラミックは保険適用になりますか?
基本的には保険適用外の自費診療です。ただし、CAD/CAM冠(ハイブリッドセラミック)は歯の状態・医院の設備条件を満たす場合に保険適用となります。詳細は担当医にご確認ください。
セラミックは医療費控除の対象になりますか?
虫歯治療など機能回復を目的としたセラミック治療であれば医療費控除の対象になります。審美目的のみの場合は対象外となる場合があります。年間の医療費が10万円を超えた場合に確定申告で申請できます。
セラミックの寿命はどのくらいですか?
適切なメンテナンスを続ければ10〜20年以上持つ場合があります。銀歯の寿命(約5〜7年)と比較すると長持ちするため、長期的なコストパフォーマンスに優れています。ただし噛み合わせの問題がある場合や歯ぎしり・食いしばりが強い場合は短くなることもあります。
歯列矯正とセラミックはどちらが良いですか?
目的が異なります。歯列矯正は歯並び全体を整えるもの(数ヶ月〜数年・60〜130万円以上)、セラミックは個々の歯の色・形・機能を改善するもの(数週間〜1ヶ月・1本単位)です。どちらが向いているかは歯の状態やご希望によって変わりますので、カウンセリングでご相談ください。
銀歯をセラミックに交換することはできますか?
可能です。既存の銀歯を除去し、新たにセラミックで作り直す治療を行います。ただし除去の際に歯への負担がかかる場合や、歯の状態によっては追加の治療が必要になることもあります。まず現状の確認が必要ですのでご相談ください。
セラミックは痛いですか?
歯を削る際には麻酔を使用しますので、治療中の痛みは最小限です。治療後に一時的な知覚過敏(しみる感覚)が出ることがありますが、多くは短期間で落ち着きます。神経がある歯の場合は若干の不快感が生じることがありますが、担当医にご相談ください。
ローン・分割払いはできますか?
多くの歯科医院ではデンタルローンやクレジットカードによる分割払いに対応しています。デンタルローンは信販会社が立替払いする仕組みで、医療費控除の対象になります(金利・手数料分は除く)。当院での支払い方法については受付にお問い合わせください。

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セラミック治療のご相談は
表参道デンタルクリニックへ

料金・素材選び・治療期間など、不安なことは何でもお気軽にご相談ください。
院長・飯島実が丁寧にご説明いたします。

監修医師紹介

飯島実院長
院長 / 審美歯科専門医
飯島 実
Dr. Minoru Iijima
📰 ニューズウィーク 世界の最新医療 2026 掲載
🎓 米UCLA歯学部 留学・5プログラム修了
🦷 AACD(米国審美歯科学会)正会員
🏛️ 日本歯周病学会 正会員
🏛️ 日本審美歯科学会 正会員
👑 東京歯科ガミースマイルスタディグループ 会長
👑 東京歯科審美歯科スタディグループ 会長
📺 TBS 等 テレビ出演多数
日本大学松戸歯学部卒業後、東京医科歯科大学病院・赤坂美容クリニック・ニューオータニ歯科診療部長を経て、米UCLA歯学部に単身留学。インプラント外科・審美歯科・疼痛管理など5プログラムを修了。帰国後、湘南美容外科グループ審美歯科部長を経て2014年より表参道デンタルクリニック院長。ガミースマイル・審美歯科の2スタディグループ会長として国内の術式研究・普及にも取り組む。
経歴
  • 日本大学松戸歯学部 卒業
  • 東京医科歯科大学病院 勤務
  • 都内審美歯科医院 → 赤坂美容クリニック
  • ニューオータニ 歯科診療部長
  • 2007米UCLA歯学部 留学 インプラント外科・審美歯科・疼痛管理ほか 5プログラム修了
  • SBC湘南美容外科 審美歯科部長・審美歯科責任者
  • 2014〜表参道デンタルクリニック 表参道審美歯科 院長(現職)
UCLA 修了資格 2007年 取得
Certificate of Oral Surgery Preceptor Program(歯科インプラント外科・再生医療)
Verification of Achievement in Aesthetic Dentistry(審美歯科)
Orofacial Pain Associates — Narcotics and Pain Management(疼痛管理)
Infection Control and California Practice Act(感染管理)
Evidence-Based Dentistry(根拠に基づく歯科医療)
Dental Ethics for a Changing Profession(歯科倫理)
所属学会・スタディグループ
🏛️
American Academy of Cosmetic Dentistryアメリカ審美歯科学会(AACD)正会員
🏛️
Japanese Society of Periodontology日本歯周病学会正会員
🏛️
Japanese Academy of Esthetic Dentistry日本審美歯科学会正会員
👑
Tokyo Dental Gummy Smile Study Group東京歯科ガミースマイルスタディグループ会長
👑
Tokyo Study Group of Aesthetic Dentistry東京歯科審美歯科スタディグループ会長
メディア・掲載実績
最新掲載
2026年 ニューズウィーク日本版「世界の最新医療 2026」に掲載。国際的に認められた最新治療を提供する専門医として紹介されました。
2010TBSテリーの実話ナイト — ホストの整形について
2011TBSサンデージャポン — ホスト整形 その後
2011TBSNスタ — 東條ナナさんの美容整形について
2016TBSビビット — 美容歯科治療について
2026雑誌ニューズウィーク — 世界の最新医療 2026
本ページの情報はセラミック治療に関する一般的な情報提供を目的としたものです。実際の治療内容・費用・リスクは個人差があります。必ず担当の歯科医師にご確認ください。